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副作用について

副作用は発生するタイミングによって大きく2種類に分類される。
・即時性副作用
造影剤の副作用は、ほとんどが投与直後に生じ、これを即時性副作用と言う。
多くは痒みや蕁麻疹、嘔吐、くしゃみ、喉の違和感などの軽い症状だが、まれに呼吸困難、ショック、アナフィラキシー様反応などの重篤な症状を生じる場合がある。
特に、アレルギー体質の方や気管支喘息の既往を持つ患者は、副作用が出現しやすくなると報告されている。また、腎機能が低下した患者、糖尿病薬を内服中の患者にも副作用がみられる場合がある。
・遅発性副作用
副作用症状のほとんどが投与後すぐに出現するが、まれに検査をして1~2時間後から数日後に遅れて出現する場合がある。(遅発性副作用)

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