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CTとMRIについて
CTとMRIの概要
CTとMRIの特徴
脂肪抑制について
脂肪抑制とは
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STIRについて
造影剤
大まかな分類
硫酸バリウム
ヨード造影剤
MRI用造影剤
副作用
大まかな分類
CT検査で使用するもの
静脈に投与することで血管の豊富な組織を強調するほか、動脈の特定の部位に注入して透視することで動脈の血流を観察するのにも使用する。非イオン性水溶性ヨード造影剤、水溶性ヨード造影剤、低浸透圧水溶性ヨード造影剤などが用いられる。 ヨウ素を使用しておりアレルギー反応が出現することがあるため、使用前に既往歴の問診が欠かせない。実際にアレルギーが出現し血圧低下などが起こった場合は輸液やカテコールアミンの使用で対処する必要がある。
MRI検査で使用するもの
ガドリニウム化合物はMRIの強いT1短縮効果を持ち、T1強調画像で高信号をしめすため、陽性造影剤として使用される。
消化管を造影するもの
経口的に飲むほか、消化管内に挿入したチューブから注入する、肛門から注入するなど、検査目的に応じて使用される。水に不溶性の硫酸バリウムと水溶性のヨード系のものがある。消化管穿孔がある場合(疑われる場合)には不溶性のものは使用できない。
心臓超音波検査で使用するもの
心臓内の血液の流れを可視化するため、マイクロバブルを含む超音波造影剤を静脈注射、また発泡剤を投与することで造影剤とすることがある。
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