学生の方へ
当分野が担当している科目としては2年生後期の保健医療統計学、3年生では前期が地域口腔保健学Ⅰ、後期は地域口腔保健学Ⅱ(ヘルスプロモーション臨地実習)、4年生では前期が地域口腔保健学、後期ではスキルアップ実習等になります。「プライマリヘルスケアおよびヘルスプロモーションを踏まえた上で健康と疾病の概念を理解し、ライフステージに応じたオーラルヘルスプロモーションの方法論を習得すること」を教育の目標として取り組んでいます。4年生のスキルアップ実習で口腔内診査やプロービング、ブラッシング指導、PMTC等の相互実習をメインに行っています。
研究室配属では、「歯科医学史・医学史に関わるスポットやトピックスを探索する」というテーマで研究しています。
大学院生の方へ
4年間の大学院研修では以下の目標を掲げています。
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パブリックヘルスや行動医学、健康心理学をベースにした臨床・研究ができること
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疫学的思考力を修得すること
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看護師や栄養士といった多職種との間で専門的な情報交換ができること
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クリティカルシンキングをベースにプレゼンテーションや論文発表がきちんとできること
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一般歯科診療に関する知識・技術を広く習得すること
取得できる認定医・指導医
ぜひ当分野で大学院研修を!!
地域健康開発歯学分野は明るく、楽しく、真剣に臨床・研究に取り組んでいます。高齢化が急速に進む日本では、2025年を目途に、高齢者の尊厳の保持と自立生活の支援の目的のもとで、可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、地域の包括的な支援・サービス提供体制(地域包括ケアシステム)の構築を推進しています。口腔と全身の関わり合いが明らかになってくる中で地域包括ケアシステムにおける歯科の重要性は高まってきています。当分野では一般的な歯科臨床だけでなく、こうした地域歯科保健の知識、技術を習得することができます。将来、歯科医院開業を目指す方でも、当分野で経験できる経験は今後に必ず役立つと思います。当分野に興味をもたれた方は、気兼ねなくご連絡ください。いつでも見学・研修をお待ちしております。