ご挨拶

九州歯科大学 地域健康開発歯学分野のホームページへようこそ

CEO

 

当分野では、近年の高齢社会に伴う口腔疾患の疾病構造の変化により増加している疾患や臨床所見の病態解明にむけて、疫学的視点と実験医学的視点の両面からアプローチする研究を行っています。疫学調査研究としては地域住民を対象とした追跡調査研究があり、口腔の健康状態と全身の健康状態の関連性を研究しています。咀嚼や舌運動機能ならびにオーラルフレイルと呼ばれる口腔機能低下と全身の虚弱状態を示すフレイル・サルコペニア等の関連についてデータが得られています。さらに栄養摂取状況との関連性も調べています。一方、実験医学的アプローチとして、1例をあげると唾液と消化器がんの関係を調べています。この研究でこだわっていることは非侵襲的な検体を用いることと血液データでは得られないより早期の病態変化をキャッチすることです。北九州市立大学の李教授との共同プロジェクトの一つでもあり、先日テレビやマスコミに大きく取り上げられました。現在、より簡便で患者さんに負担をかけない技術開発に取り組んでいるところです。
当分野のモットーは現場重視であること、チーム予防として皆で明るく前向きにやっていくこと、そして努力を惜しまないことです。とくに若い方たちには様々な経験をしてほしいし、そこから色々なこと(失敗を含めて)を学び、次なる目標に一歩一歩進んでほしいと願っています。私どもは全面的にサポートすることをお約束いたします。チャレンジ精神をもった皆様と一緒に仕事ができることを心よりお待ちしています。

地域健康開発歯学分野 教授 安細敏弘