顎関節 
   
顎関節 シェーマ

顎関節とは:顎関節は左右側で下顎骨を支え、回転運動と、ほかの関節にはない滑走運動という二つの運動により咀嚼運動における中心的な役割を担う。
関節円盤の正常像について:関節円板の正常像では斜矢状断像で前方肥厚部、中央狭窄部。後方肥厚部よりなる蝶ネクタイ上の形状をしめし、閉口位において中央狭窄部は下顎頭の8-12時方向に位置する。開口に伴い、下顎頭の開口運動と連動して移動する。開口位において関節円板は下顎頭上方に位置する。

 顎関節MRI

顎関節の疾患:病態分類以外はこちら
咀嚼筋痛障害(Ⅰ型)  
顎関節痛障害(Ⅱ型)  
顎関節円板障害(Ⅲ型) a 復位性
    b 非復位性
変形性顎関節症(Ⅳ型)  

顎関節パノラマ4分割撮影法:
1枚の画像に両側顎関節をそれぞれ閉口位と開口位で撮影できる。
眼窩下顎枝方向撮影法(orbitramus projection):できるだけ下顎頭と他の骨との重なりを避け、中心線 が眼窩内を通過するようにして正面像を得る撮影法である。
MRI:詳しくはこちら

 
顎関節疾患の症例
     Case1 下顎頭の破折
     Case2 下顎頭の破折
     Case3 下顎頭の変形
     Case4 下顎頭の変形(MRIあり)
     Case5 
     Case6 
     Case7 
     
   Topへ      
参考文献:歯科放射線学 第6版 医歯薬出版株式会社