分野紹介
分野概要
1947年、新生九州歯科大学の歯科矯正学教室の初代教授として横田成三先生が開講した当講座(2007年4月より分野に変更)は“研究は教育と臨床の基礎となるもの”との考えのもと、機能が形態に及ぼす影響についての研究がおこなわれ、その精神は、その後も佐藤通泰、山田建二郎、山口和憲各教授に引き継がれて来ました。
2015年4月からは、川元龍夫教授のもと、世界に目を向けつつ、地域社会における乳幼児から成人までの口腔保健、特に咀嚼(食物を歯で咬み、粉砕すること)、嚥下(口の中から胃まで食物を送り込むこと)、会話、呼吸に関連する顎口腔機能と咬合(かみ合わせ)の育成管理に重点を置き、他科との連携を保ちながら包括的な研究、教育、診療を心がけ、高度な歯科医療を目指しています。
医局員
常勤教員は教授、講師1名、病院講師1名、助教3名、医員6名、大学院生18名、研修登録医6名、その他非常勤で構成されています。
(2024年4月1日 現在)
活動報告
- 2023/04/24
- 令和6年度 入局希望の方へNEW
入局説明会および入局試験の詳細を更新しました。 - 2023/12/27
- 当分野大学院生が「2023年度日本歯科理工学会九州地方会セミナー 最優秀発表賞」を受賞しました。
当分野大学院生の西澤悠作先生が2023年度日本歯科理工学会九州地方会セミナーにおいて、最優秀発表賞を受賞しました。
受賞演題名は、生体材料学分野との共同研究で「CAD/CAM用二ケイ酸リチウムガラスに対するフッ化物水溶液のエッチング効果」です。受賞おめでとうございます! - 2023/12/27
- 当分野大学院生が「第81回日本歯科理工学会学術講演会 企業賞」を受賞しました。n>
当分野大学院生の西澤悠作先生が第81回日本歯科理工学会学術講演会において、企業賞を受賞しました。
受賞演題名は、生体材料学分野との共同研究で「CAD/CAM用ガラスセラミックスに対するフッ化水素アンモニウムのエッチング効果」です。 - 2023/12/06
- 当分野大学院生が「第82回日本矯正歯科学会学術大会優秀発表賞」を受賞しました。>
当分野大学院の福﨑まり先生が第82回日本矯正歯科学会学術大会において、発表優秀賞を受賞しました。
受賞演題名は、生理学分野との共同研究で「口腔顔面領域の疼痛におけるTRPM8の機能解析」です。受賞おめでとうございます! - 2023/07/28
- 当分野医員が「第81回日本矯正歯科学会学術大会優秀発表賞」を受賞しました。n>
当分野医員の堀江成和先生が第81回日本矯正歯科学会学術大会&第9回日韓ジョイントシンポジウムにて、学術大会優秀発表賞を受賞しました。
受賞演題名は、生理学分野との共同研研究で「歯科矯正力の受容を歯根膜線維芽細胞のPIEZO1チャネルが担い、細胞外ATP放出を誘導する」です。 - 2023/07/16
- 当分野の教員が「2023年日本顎変形症学会 優秀ポスター賞」を受賞しました。n>
本分野の教員で病院講師 黒石加代子先生が2023年6月に開催された特定非営利活動法人 日本顎変形症学会総会にて優秀ポスター賞を受賞しました。
受賞演題名は「顔面非対称症例に対して偏位側片側下顎小臼歯を抜去し顎矯正手術を行った3症例」です。
より良い医療が提供できるよう日々の臨床に精力的に取り組んでいます。 - 2023/07/13
- 当分野医員が「Asia-Pacific Conference in Fukuoka Best Poster Award」を受賞しました。
当分野医員の堀江成和先生が、ASIA-PACIFIC CONFERENCE in FUKUOKAにてBest Poster Awardを受賞しました。
受賞演題名は、生理学分野との共同研研究で「PIEZO channel expression in trigeminal ganglion neurons is involved with mechanical sensation during tooth movement」です。 - 2023/07/13
- 当分野大学院生が「第82回九州歯科学会総会•学術大会優秀発表賞」を受賞しました。
当分野大学院の吉村杏奈先生が第82回九州歯科学会総会・学術大会において、口頭発表部門優秀発表賞を受賞しました。
受賞演題名は、分子情報生化学分野との共同研究で「味覚受容体T1R3は破骨細胞と骨芽細胞の分化を制御する」です。
受賞おめでとうございます! - 2023/07/13
- 当分野大学院生が「第82回九州歯科学会総会•学術大会優秀発表賞」を受賞しました。
当分野大学院の竹内紗智子先生が第82回九州歯科学会総会•学術大会において、ポスター発表部門優秀発表賞を受賞しました。
受賞演題名は、分子情報生化学分野との共同研究で「ローヤルゼリーは骨格筋幹細胞の増殖・分化の制御を介して骨格筋の再生を促進する」です。
受賞おめでとうございます! - 2023/07/10
- 当分野助教が「2022年度九州矯正歯科学会トラベルアワード」を受賞しました。
当分野助教の白川智彦助教が2022年度九州矯正歯科学会トラベルアワードを受賞しました。
白川助教は「Daily Oral Administration of Protease-Treated Royal Jelly Protects Against Denervation-Induced Skeletal Muscle Atrophy.」という論文にて博士号を取得し、以後も骨代謝機構や骨格筋再生機序に関する研究に精力的に取り組んでいます。 - 2023/06/20
- 令和6年度 入局希望の方へ
入局試験の詳細を更新しました。 - 2023/04/24
- 令和6年度 入局希望の方へ
入局説明会および入局試験の詳細を更新しました。 - 2022/10/03
- 令和5年度 入局希望の方へ
入局試験の詳細を更新しました。 - 2022/05/30
- 令和5年度 入局希望の方へ
入局試験の詳細を更新しました。 - 2022/04/12
- 令和5年度 入局希望の方へ
入局説明会および入局試験の日程を更新しました。 - 2022/02/01
- 当分野助教が「2021年度九州矯正歯科学会トラベルアワード」を受賞しました。
本分野助教の水原正博助教が2021年度九州矯正歯科学会トラベルアワードを受賞しました。
水原助教は「Vesicular nucleotide transporter mediates adenosine triphosphate release in compressed human periodontal ligament fibroblast cells and participates in tooth movement-induced nociception in rats.」という論文にて博士号を取得し、以後も矯正歯科治療時の疼痛メカニズムに関する研究に精力的に取り組んでいます。 - 2022/02/01
- 当分野大学院生が「第80回日本矯正歯科学会学術大会優秀発表賞」を受賞しました。
当分野大学院の渋谷沙央理先生が第80回日本矯正歯科学会学術大会において、発表優秀賞を受賞しました。
受賞演題名は、解剖学分野との共同研究で「マウス下顎発生過程におけるMsx1遺伝子の機能解析」です。 - 2022/02/01
- 当分野大学院生が「Asia-Pacific Conference in Fukuoka Best Poster Award」を受賞しました。
当分野大学院の堀江成和先生がAsia-Pacific Conference in Fukuokaにおいて、Best Poster Awardを受賞しました。
受賞演題名は、生理学分野との共同研究で「Mechanically-activated PIEZO channels exert extracellular ATP release from human periodontal ligament fibroblasts」です。 - 2021/07/06
- 当分野大学院生が「日本歯科理工学会研究奨励賞」を受賞しました。
当分野大学院生の赤間康彦先生が日本歯科理工学会 第77回学術講演会 において、日本歯科理工学会研究奨励賞を受賞しました。
受賞演題名は、生体材料学分野との共同研究で「中性電解水の固定式矯正装置の洗浄への応用 第1報 洗浄処理と除菌効果」です。 - 2021/05/27
- 令和4年度 入局希望の方へ
入局試験の詳細を更新しました。 - 2021/04/22
- 令和4年度 入局希望の方へ
入局説明会および入局試験の日程を更新しました。 - 2021/03/31
- 当分野助教が「ベストティーチャー賞」を受賞しました。
2021年3月11日(木)に九州歯科大学学長賞授与式並びに企業表彰伝達式が行われました。
この授与式のなかで、本分野助教(病院講師)の郡司掛香織先生がベストティーチャー賞を受賞しました。 - 2021/02/12
- 当分野助教が「2020年度九州矯正歯科学会トラベルアワード」を受賞しました。
本分野助教の左合美紗先生が2020年度九州矯正歯科学会トラベルアワードを受賞しました。
左合先生は「Prostanoid-dependent spontaneous pain and PAR2-dependent mechanical pain following oral mucosal trauma: involvement of TRPV1, TRPA1 and TRPV4」という論文にて博士号を取得し、以後も口腔内の疼痛メカニズムに関する研究に精力的に取り組んでいます。 - 2021/01/13
- 当分野で、RKB毎日放送さんの「ソコトラ 手あらいダンス」に出演しました。
2021年1月13日(水)に、RKB毎日放送さんにて月・水・金曜日の朝9時55分より放送の「ソコトラ」の手あらいダンスのコーナーに出演しました。
附属病院の受付ロビーや矯正歯科外来にて撮影が行われました。
手あらいダンスの様子は以下の動画を御覧ください。
歯を磨く前にも手を洗ってもらえればと思います。
- 2020/12/08
- 当分野大学院生が「令和2年度日本歯科理工学会九州地方会秋期セミナー発表優秀賞」を受賞しました。
2020年11月12日(木)にweb上で開催された令和2年度日本歯科理工学会九州地方会秋期セミナーにおいて、本分野大学院3年の赤間康彦先生が発表優秀賞を受賞しました。
受賞対象となった発表の演題名は「中性電解水を用いた固定式矯正装置に対する洗浄・除菌効果」です。 - 2020/10/16
- 当分野医員が「2020年度日本矯正歯科学会学術奨励賞」を受賞しました。
本分野医員の森井葵先生が第79回日本矯正歯科学会学術大会において、2020年度日本矯正歯科学会学術奨励賞を受賞しました。
受賞対象論文は、生理学講座との共同研究で「Orthodontic force-induced oxidative stress in the periodontal tissue and dental pulp elicits nociception via activation/sensitization of TRPA1 on nociceptive fibers」(歯科矯正力により歯周組織と歯髄で生じる酸化ストレスは侵害受容性神経線維上のTRPA1を活性化または感作を介して疼痛を誘発する)
Free Radical Biology and Medicineに掲載されました。 - 2020/09/09
- 令和3年度 入局希望の方へ
入局説明会および入局試験の日程を更新しました。 - 2020/06/14
- 令和3年度 入局希望の方へ
入局説明会の日程告知に関するお知らせを更新しました。 - 2020/04/19
- 令和3年度 入局希望の方へ
入局説明会の日程告知に関するお知らせを更新しました。 - 2020/04/05
- 令和3年度 入局希望の方へ
入局説明会の日程告知に関するお知らせをアップロードしました。 - 2020/04/01
- 顎口腔機能矯正学分野ホームページをリニューアルしました。
- 2019/11/19
- タイのランシット大学歯学部との交流を当分野が担当しました。
本学の海外連携協定締結大学であるタイのランシット大学とともに本年より行うこととなった海外派遣プログラムとして、2019年11月4日から11月10日にランシット大学の歯学科6年生の学生4名を当分野が中心となって受け入れました。本学では生体材料学分野、分子情報生化学分野における研究の説明、附属病院各科の診療見学、当分野の学生実習への参加などが行われました。これらのプログラム以外に、受け入れ期間中に様々な催しなどを通して、教員のみならず大学院生や職員とも活発な交流が行われ、無事に本プログラムを滞りなく終えられました。 本学への訪問にご協力いただきました、生体材料学分野 池田先生、分子情報生化学分野 古株教授をはじめ、お世話になりました臨床系各分野の各先生方に、この場を借りて厚く御礼申し上げます。 来年度からも、学生・教員の交流等において連携を図り、交流の成果を歯学教育の充実に繋げていければと考えております。
写真1・本学にて海外派遣プログラム修了証を授与。
写真2・本学4年生の歯科矯正学実習への参加風景。
写真3・Farewell Partyにて。 - 2019/11/19
- タイのランシット大学歯学部との交流を当分野が担当しました。
本学の海外連携協定締結大学であるタイのランシット大学とともに本年より行うこととなった海外派遣プログラムとして、2019年9月8日から9月15日に本学歯学科4年生の学生4名とともに川元龍夫教授、郡司掛香織助教がランシット大学を訪問しました。ランシット大学では歯学部の講義室、実習室などの施設と病院の見学、小児歯科が行う学外検診実習の見学、解剖学の歯型彫刻の実習への参加などを行いました。本学の学生はランシット大学の学生と交流し、大いに刺激を受け、将来に向け国際的な視野を広げたようでした。
写真1・ランシット大学歯学部前にて歯学部長Dr.Suchada、Dr.Plaとともに。
写真2・タイ国スワンナプーム空港にて、お世話になったランシット大学歯学部5年生の学生たちと。 - 2019/06/04
- 東京医科歯科大学名誉教授 黒田敬之先生に特別講義を行っていただきました。
2019年6月4日(火)、歯学科4年生の「歯科矯正学Ⅰ」の特別講義として、東京医科歯科大学名誉教授 黒田敬之先生をお招きし「歯科矯正学の歴史」と題して、特別講義を行っていただきました。 黒田先生から多くのご示唆を与えていただき、大変充実した講義となりました。 - 2019/05/26
- 当分野大学院生が「第79回九州歯科学会優秀ポスター賞」を受賞しました。
2019年5月25-26日(土・日)、九州歯科大学講堂にて「第79回九州歯科学会」が開催されました。 この学会で、本分野大学院4年生の森井葵先生が「機械・活性酸素感受性TRPチャネルは歯の移動に伴う疼痛発症に関与する」というテーマで優秀ポスター賞を受賞しました。 - 2019/05/10
- 当分野大学院生2名が「第7回アジア太平洋国際カンファレンス2019優秀ポスター賞」を受賞しました。
2019年5月10日(金)、九州歯科大学講堂にて「第7回アジア太平洋国際カンファレンス2019」が開催されました。 この学会で、本分野大学院4年生の森井葵先生が「Tooth movement-induced pain is mediated by mechanical and ROS stimulation via TRP channels(歯の移動に伴う疼痛はTRPチャネルを介した機械およびROS刺激により調節される)」というテーマで、また本分野大学院3年生の白川智彦先生が「Slitrk1, an integral membrane protein, regulates osteoblast differentiation(内在性膜タンパク質Slitrk1は骨芽細胞分化を調節する)」というテーマで、優秀ポスター賞を受賞しました。 - 2017/10/20
- 当分野大学院生が「第76回日本矯正歯科学会学術大会優秀発表賞」を受賞しました。
2017年10月18日(水)~20日(金)の日程で、さっぽろ芸文館(北海道札幌市)において、「第76回日本矯正歯科学会学術大会」が開催されました。 この学会で、大学院4年の山地晃二郎先生が「唾液腺におけるApert症候群モデルマウスの病態解析」というテーマで優秀発表賞を受賞しました。
入局希望の方
質問や相談、見学等は随時受け付けております。医局長・黒石(E-mail:kayo-na@kyu-dent.ac.jp)まで、お気軽にご連絡ください。
九州歯科大学大学院(博士課程・歯学専攻)入学試験に先立ち、大学院入学をご希望される方を対象に、医局説明会ならびに入局試験を行っております。大学院入学をご希望される方は、必ず入局試験を受験するようお願いします。例年、医局説明会は6月中旬〜下旬、入局試験は7月初旬〜中旬に行っております。詳細については4月中旬〜下旬にホームページにて告知致しております。
令和7年度 顎口腔機能矯正学分野 新入医局員 追加募集に関するお知らせ
当分野では、2025年度(令和7年度)に当分野の大学院(博士課程・歯学専攻)入学を考えている歯科医師の先生に対し、2024年(令和6年)12月24日に行われる予定の第2回九州歯科大学大学院(博士課程・歯学専攻)入学試験でも若干名募集することと致しました。それに伴い第2回九州歯科大学大学院入学試験に先立ち、入局試験を行う予定です。
2024年(令和6年)年10月17日(木曜日)14時30分から入局試験を開催予定です。
入局試験の受験をご希望の方は、当分野医局長・黒石(E-mail:kayo-na@kyu-dent.ac.jp)まで、ご連絡をお願いします。
また入局試験の詳細は、こちらを御覧ください。
2025年度(令和7年度)に大学院入学を希望される方は、必ず入局試験を受験するようにしてください。