■問題4■

超音波検査で受信したエコーを表現するために用いられる方法はどれか。すべて選べ。

a  Aモード
b  Bモード
c  Mモード
d  ドプラモード
e  プリンアラモード

 

解答 a, b, c, d

解説
○a Aモード:物質までの距離を横軸に取り、反射したエコーの振幅を縦軸にとったグラフである。実際の検査には余り用いられない。
○b Bモード:Aモードではエコーの振幅と位置を表示していたがこの振幅を輝度ととして表示したものがBモードである。単に超音波断層検査といった場合にはBモードを指すことが多い
○c Mモード:断面上のさらにある一直線上に注目しそこでの音波反射の経時変化を画像化する検査である。心臓や心筋の働きなど、動きのある部位を時系列で観察できるため、ドップラーエコーと同様心エコーでの有用性が高い
○d ドプラモード:ドプラ効果を利用して生体内における反射体がどちらの方向にどの程度の速度で動いているかをとらえる方法である。
×e プリンアラモード:細長い皿にカスタードプディング、ホイップクリーム、アイスクリーム、フルーツを主体としてその他の甘い具をくわえてデコレーションした盛り合わせデザート。これは検査ではない。