主任教授の細川よりごあいさつ申し上げます
当分野は,九州歯科大学の組織改革により旧歯科補綴学第2講座を受け継ぐ形でスタート致しました.平成15年5月に私が主任教授として着任し,主にインプラントを用いた口腔組織の再建と口腔機能リハビリテーション治療やそれに関連した研究・教育を担当する分野として改組され,平成16年10月22日に福岡県より正式に認可され,発足致しました.
臨床では、患者中心の歯科医療を目指し、グラフトレス手術などの低侵襲(ミニマルインターベンション)インプラント治療、即時荷重インプラント治療などを積極的に臨床に取り入れ、地域の中核病院として、またインプラント治療専門医の教育施設として高い機能を有する口腔インプラント治療専門診療科を目指しています。
また、研究では、常に国際的に高いレベルを目指し、臨床に寄与する基礎研究を推進しています。最近の研究については、こちらをご覧下さい。
教育では、補綴学分野では、歯科保存学、生体材料学との統合型講義・実習を行っています。また、口腔インプラント治療に関する教育では、症例ベースの検討に加え、卒前教育にもシミュレーション実習を加え、より実践的な臨床教育を目指しています。
どうか、皆様方のご支援を宜しくお願い申し上げます。
公立大学法人 九州歯科大学
口腔再建リハビリテーション学分野/附属病院 口腔インプラント科
教授 細川隆司(ほそかわりゅうじ)
日本口腔インプラント学会 専門医・指導医
日本補綴歯科学会 専門医・指導医
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略歴:昭和61年3月 九州歯科大学歯学部卒業
昭和61年4月 九州歯科大学大学院歯学研究科入学
平成 1 年4月 日本学術振興会特別研究員採用
平成 2 年3月 九州歯科大学大学院歯学研究科修了 歯学博士授与
平成 2 年4月 ハーバード大学歯学部研究員
平成 3 年4月 九州歯科大学歯学部助手(歯科補綴学第二講座)
平成 7 年4月 広島大学歯学部助手(歯科補綴学第一講座)
平成11年12月 広島大学歯学部付属病院講師
平成15年5月 九州歯科大学教授(歯科補綴学第二講座)
平成16年10月 口腔再建リハビリテーション学分野担当に改組
附属病院口腔インプラント科科長
現在に至る