NetscapeやInternet Explorerなど一部のブラウザに限られる機能ですが、ホームページの背景に色をつけたり、画像を表示させたりすることができます。グレーの素っ気ない背景よりぐっと賑やかに、楽しくなります。
注意/以下のタグの表示は実際にはすべて半角、******には英数字が入ります。
HTMLの基本のタグで紹介した<BODY></BODY>のタグの応用です。<BODY>
のところを
<BODY BGCOLOR=#******>
とします。
BGCOLORが背景に色をつけますよという指示、******が表示色になります。
表示色は6桁の16進数で指定します。このページの白はFFFFFF、青は0000FF、黄色はFFFF00という形で指定します。
左の2桁が赤(R)、真ん中の2桁が緑(G)、右の2桁が青(B)、の色合いを表し、この3つの色の組み合わせで色を作ります。
と、いっても「具体的に何色はどんな数字になるかさっぱりわからん!」ということになっちゃいますね。^^;; そこでWindows95標準のアクセサリを使った見つけ方を紹介します。
背景色によっては本文が見づらくなってしまうことがあります。そんなときには文字の色も変えてしまうこともできます。
これを背景も一緒に組み合わせる場合は・・・
<BODY TEXT=#****** LINK=#****** VLINK=#****** BGCOLOR=#******>
という書式になります。
以上はページ単位の指定ですが、特定部分の文字色だけを変えることもできます。
<FONT COLOR=#******>変えたい文字列</FONT>
という書式です。
試しに赤に変えてみましょう・・・ほら、赤になったでしょ?
ハデにするのはいいんですが、あくまでも大切なのは「見易さ」です。実際によく試して見易い色使いをして楽しみましょう。
背景に色をつけるかわりに、画像を貼りつけることもできます。ちょうど壁にタイルを貼り付けるような感じですね。大きな画像だと表示に時間がかかるので、できるだけファイルサイズの小さい画像を使うといいです。
書式は・・・背景色と同様に<BODY>を変更します。
<BODY BACKGROUND=”背景用画像ファィル名”>
となります。文字色の組み合わせもOK。サンプルを作ってあるので、そちらのページも参考にしてみてください。
サンプルページでは
このような石目模様の小さな画像を使っています。大きさは48*48ドット、色数は16色、ファィルサイズは665バイトというコンパクトなものです。これなら素早く表示します。
入手方法は・・・アプリケーションソフト等に添付されている著作権フリーの背景用のサンプルを利用したり、大きな画像ファィルの一部を切り取ったり、もちろん自分で書くのもOKです。いろいろと工夫して楽しく見易いものを作ってみましょう。
色や背景を変えるのは楽しいですが、文字の色とのバランスを考えないと見づらいページになってしまいます。作成時はWWWブラウザで効果を確かめながら工夫していくようにしましょう。なんといっても「見易さ」が一番の基本です。
また、NetscapeやInternet Explorerなどではちゃんと表示されますが、他のブラウザでは表示されない効果だということをお忘れなく。・・・未対応のものも、今後は徐々に対応してくると思います。