第1章でつくったホームページを更に工夫してみましょう。特に画像は色々な応用の仕方があるので、使い方次第で面白いことができます。
ホームページで使用する画像データはGIFフォーマットですが、第1章で書いたインターレス・ノンインターレスのフォーマットの違いの他に「透過(透明化)」というタイプもあります。画像の背景を透明化して、画像本体だけを表示したように見せるタイプです。
★このページのタイトルの画像も透過GIFです。
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1が透過GIFファィル、2が通常のGIFファィルです。透過GIFはインターレス・ノンインターレスのどちらにも使えます。
背景の色に関わらず同化させる事ができるので、画像の質によっては効果的に使えますね。
透過GIFファィルを作るには?
専用のツールがあります。(GIXというWindows用のオンラインソフト等、各パソコンに対応したツールがあります。市販の高機能なグラフィックソフトには機能が装備されているはずです。)
このホームページのメインメニューにも使っていますが、「画像にリンクをする」という事もできます。
HTMLの書式は・・・
<A HREF=”リンク先”><IMG SCR=”画像ファィル名”></A>
最初にリンクするためのタグ、その後に画像表示のタグを書きます。
試してみましょう
<A HREF=”index.html”><IMG SCR=”tameshi.gif”></A>と書くと
(”index.html”というファイル名を使用する場合は、<A HREF=”.”>でもよいです。)
こうなります。この画像をクリックすると「ホームページ作成講座」のメニューのページへ行きます。もちろん他のホームページへのリンクもOK。この場合、htmlファィルの替わりにhttp:// のホームページアドレス(URL)を記入します。
14400や9600bpsなどの利用ではホームページの画像を表示させるのに時間がかかります。28800bpsでも大きな画像だと結構ツライものがありますね。そこで通常は画像を非表示で使用し、興味のあるところで画像を見る、という使い方をされている方もいらっしゃいます。
そんな時にページのタイトルがグラフィックのみでは、どんなページなのかわかりにくいという事も出てきます。そこで画像を非表示の場合には文字を表示させるというワザを使うと、とりあえず伝えることができますね。
<IMG SRC=”画像ファィル名” ALT=”表示したい文字” ALIGN=”表示させる場所”>
このタグを書いておけば、非表示であってもブラウザでは画像を表すマークと一緒に、表示したい文字として記入した文字が表示されます。
例としてページを作ったので、ご覧になりたい方は「WWWブラウザの画像表示をOFFにして」見て下さい。(各ブラウザのオプションでイメージの自動ロードのON・OFFが出来るようになっています)
すべての画像に対してする必要はありませんが、タイトルやメニューになるもの、リンクをしている画像にはこういった配慮をしておくといいと思います。
まだまだ画像の応用はありますが、まずはこんなところで・・・。