Gif BuilderのPlayで確認したアニメーションが思ったとおりのものになったら、これを保存(FileメニューのSave)する。保存すると、複数のグラフィックがまとめられて、1つのGIFファイルとして作られる。
これをホームページ上で表示するには、一般のGIFグラフィックを表示するのとまったく同じようにHTMLで指定するだけだ。たとえば「Special.gif」というアニメーションファイルであれば、
<IMG SRC="Special.gif">
というようにHTMLに書いて、そのHTMLファイルをブラウザーで開けば、ページ上にグラフィックが表示され、アニメーションになるはずだ。もちろんネットスケープナビゲーターやインターネットエクスプローラ 3.0のような、アニメーションGIFに対応したブラウザーでなければアニメーションは表示されない。
上記のHTMLのタグ指定は、実はGif Builderが作ってくれる。ファイル名が必要なので一度保存してから、EditメニューのCopy HTML Image Tagを選べば、タグ指定がクリップボードに入る。エディターでこのアニメーションを置きたいページのHTMLファイルを開いて、該当する場所でペーストすると、
<img src="Special.gif" width=102 height=53>
のようにサイズ指定まで入ったタグが挿入される。