セクシュアル・ハラスメント

被害者になったとき

 

自分を責めるな! 落ち込むな

落度や過失が自分にもあるのではないか、と考えないでください。悪いのは加害者の方なのです。

我慢、我慢で。 被害は拡大

 加害者は自制心の乏しい人です。我慢していると暗黙の諒解と勘違いして、被害がエスカレートした例もあります。我慢しているとストレスから体調をくずしたり、勉学や仕事にも支障をきたすおそれがあります。

 

記録、証拠物件は 強い味方

 被害の日時、場所、状況や相手の言動などについて、できるだけ具体的に詳細に書き留めておきましょう。
 裏づけとなる手紙、メール、目撃証言、暴行傷害の場合の受診記録、などはできるだけ手元に集めて整理し、厳重に保管しておいてください。

不快を伝え、キッパリ! 拒絶

  もしできるならば、加害者に対して拒絶の意思表示を直接しましょう。
その結果、就学、就業を続ける環境が悪化し、困難な状況に追い込まれたときは、直ちに九州歯科大学の「相談窓口」に申し出てください。大学はあくまでも被害者の立場で対処します。

ひとりで悩まず、まず相談

できるだけ早く九州歯科大学の「相談窓口」に申し出てください。相談窓口を担当している「相談員」の中から、最も相談しやすい人を選び連絡してください。家族や学内の信頼できる人にまず相談し、一緒に「相談窓口」を訪れるのもよい方法です。

勇気をふるい、自分自身の人権を守ろう

 セクシュアル・ハラスメントの被害を受けたら、勇気を持って相談窓口にご連絡ください。九州歯科大学は、「健やかに学ぶ権利」や「健やかに働く権利」がセクシュアル・ハラスメントによって侵害されないように断固守ります。相談すれば気持ちが楽になり、冷静に対処する力が湧きます。セクシュアル・ハラスメントを乗り越えるための第一歩です。