1.WWWでのページデザインの基礎


読みやすさ:readability
認識のしやすさ:cognition
理解のしやすさ:legibility

※ 相手(受信者)に制作者(発信者側)の意図を分かりやすく伝えられること。

<考慮すべき点>

  ・誰が見ているか
     専門化なのか否か、目的をもってみている人なのか否か

     ターゲット・ユーザーの属性を明確にすること!

  ・コンピュータの性能、モニタの大きさ・解像度、データ量、通信速度など表面に現れない部分も考慮!

※ 文字、写真、イラスト、動画、音声等による伝達を、そのデータサイズや通信の効率などを配慮して作ること! きれいな画面、面白い画面をつくることは、その次!

1.テキスト
  • 1ページ全体の内容をすぐに把握できるようにコンパクトにまとめること。
    • スクロールの必要な長い文章表示は極力避けること!
    • 適度な空白、適度なフォントを選択し、レイアウトを考慮すること。
2.色彩
  • 背景色と文字色とには、ある程度の明度差、色相差を設け視認性をよくすること。
    • 色数はデータ量に影響するため、むやみやたらに色数を増やすことは極力避けること!
3.絵記号
(アイコン)
  • 操作性や理解度を高めるために、視認性、統一性のある絵記号(アイコン)を使用する。
    • 多用は、慣れや学習が必要となり理解を困難にするため、極力避けること!
4.画像データ
  • 標準的な画像フォーマットは、GIFJPEGである。
    1. ページのデータ量を増加させるのは、ほとんどが画像データであるため、データ量が少なくなるようなフォーマットを選択すること。
      • 一般的に、写真のような色数の多い場合はJPEGフォーマットが、イラストのような色数の少ない場合はGIFフォーマットがデータ量が少ない。
    2. 画像のデータ量は、色数が多いほど、サイズが大きくなるほど増大するため、必要最小限の画像クオリティをとるように、色数、サイズを調整すること。
5.提示順序とビルトタイム
(1枚の画像が表示されるまでの時間)
  • テキスト→画像の順に送られる。
    • あらかじめ画像のサイズや、大まかな要素やレイアウトを知らせておくことは、ページ全体の視認性のよい画面となる!


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